TortoiseSVN/TortoiseGitは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で操作しやすいし、アイコンの表示などもありとても便利ですよね。
とりあえず、1人で使う分には簡単に使えますが、チームで開発を進めたり(複数人で見る)、外出先(別PC)でも作業をしてコミットしたりするためには、
もう一つ大きな作業「サーバを構築する」そして、使っている間は「そのサーバをメンテナンスする」という結構面倒な作業があるんです…。
もしものことを考えるのであれば、「定期的なバックアップ」や「サーバの冗長化」などもやらなければならなくなってしまいます。
そこでおすすめをしたいのが、「tracpath(トラックパス)」というサービス。
自分でサーバを用意したり、メンテナンスをする必要は一切なし。
面倒なことは全部tracpath(トラックパス)がやってくれます。
アカウント登録をして、tracpath上にリポジトリを作成するだけで、すぐに使いはじめることが出来ます。
登録さえしてしまえば、あとはネットとブラウザさえあれば、いつでもどこでも作業が可能になります!
普段、エディタや統合開発環境は何をお使いでしょうか?きっと、長年使い慣れた、お気に入りのツールを使ってますよね。
tracpath(トラックパス)なら、ほとんどのツールはサポートしているので、お気に入りのツールはそのままに、tracpathの便利な部分だけ使うことが可能なんです。
もちろん、基礎勉強で覚えた、TortoiseSVN/TortoiseGitもぜひ使ってください。
下の図のように、①ローカルでファイル編集(お好きなエディタや統合開発環境で)→②TortoiseSVN/TortoiseGitでコミットし、プッシュ(もちろん、慣れればコマンドでもOK!)→③tracpath(トラックパス)サーバ上でホスティングされている、subversion/gitにプッシュ内容が保存され→④tracpath(トラックパス)上で、コミットの履歴やコードの差分などをどこからでも確認出来るようになります!
使い始めると、「なんで今まで使っていなかったんだろう?」と思うくらい、便利だと思って頂けるツールだと考えています。
複数名で作業をしていると、他の人やチームが加えた変更が、自分の書いているコードに影響しないか、確認するシーンがありますよね。
もちろん、一度リポジトリをクローンして、自分のエディタで確認をしても良いのですが、チェックするだけであれば、簡単に見れた方が良いですよね。
tracpath(トラックパス)なら、コミットログのリンクから簡単に他の人がプッシュしたコードをブラウザ上で確認出来ます。
また、シンタックスハイライト機能もありますので、ブラウザ上でも手軽に確認が出来るよう、設計されています。
まさにバージョン管理の本質ですが、1ファイルに対しての変更履歴が積まれ、いつでも、どのタイミングのファイル内容にも戻せる・確認出来るということを、
tracpath(トラックパス)ではプログラマがより手間なく出来るようにしています。
また、一つ一つのコードには、「誰が作成」し、「誰が変更」したのか?を簡単に把握出来るアノテーション(注釈)機能もつけていますので、
コードレビューをしながら、作成者に問い合わせをしたり、改善点を伝えるといったことも、手軽に行えます。
通常のバージョン管理サービスに「あったらいいな」という機能をつけていますので、チームでの開発はこれまで以上に機能的に、効率的になるでしょう。
リポジトリへのコミット(コードの更新・変更)、タスクの振り出し・完了(チケットの更新・変更)、
wikiの更新・変更など、何かチーム内で動きがあると、タイムライン上にログが残り、簡単に内容を確認することが出来ます。
チーム内でどんなことが行われているのか?や、レビューが必要なときなど、簡単に該当の場所へたどり着くことが出来ます。
タイムラインの内容は、RSSフォーマットで受け取ることも可能ですので、お気に入りのRSSリーダーで更新を確認したり、
slackやChatworkとの連携も可能ですので、普段のコミュニケーションアプリの中に更新情報を自動配信したりするなど、
それぞれのチームのスタイルにあった使い方も可能です。
普段使っているのはメールという方は、もちろんメールに更新情報を流すことも可能です。
バージョン管理をすることで、コード自体の共有・効率的なレビューなどはできるようになりますが、ソフトウェア開発は一つの「プロジェクト」ですので、
納期どおりに高い品質のものを納品するためには、いわゆる「プロジェクト管理」をしていく必要もあります。
まずは、スケジュール管理について。全体のスケジュールはもちろん、ある程度の細かさに切り分けた「マイルストーン」機能を使い、
例えば「顧客テスト」というマイルストーンまでに、全てのバグFIXを終わらせる。
など、一歩一歩進んでいく途中のマイルストーンと、それに紐づくタスクを管理することができます。
登録した予定は、簡単にガントチャート形式で表示することも可能です。
プロジェクト関係者や顧客へのレポートに添付をするなど、スケジュール管理が効率的に行なえます。
ソースコードやスケジュールをチームで共有することももちろんですが、
例えば会議の議事録や時々参照しなければならない技術的なメモや資料など、チームで共有をしていつでも見られるようにしておきたいものもありますよね。
また、そんな資料やメモも、時間の経過とともに少しづつ変更が加えられて行ったりするものです。
tracpath(トラックパス)では、Wiki機能をを搭載し、メモや添付ファイルを共有するとともに、ソースコードと同じく、変更履歴を持つことで、
なぜ変更になったのか?などが追いかけやすい機能になっています。
また、ファイル添付も可能ですので、会議資料や技術資料などを、説明とともにアップして共有し、いつでも閲覧出来る状態にできます。
同じ会社のチームだけではなく、外部の協力会社や、フリーランスのエンジニアなど1つのプロジェクトに関わる人物は多種多様です。
tracpathのユーザーではあっても全てのプロジェクトに参加している訳ではなかったり、または顧客サポート担当なので、
リポジトリは間違って何か操作をしてしまわないように閲覧権限のみにするなど、柔軟なロール(役割)管理が可能です。
またロール管理と併せてユーザーの管理も行うことが出来ますので、
退職者やプロジェクトから外れた人などのアカウントをすぐにロックしたり削除したりすることも、画面上から簡単に出来ます。
最後にご紹介をするのは、「機能」ではありませんが、クラウドサービスを利用する上では非常に重要なポイント「セキュリティ」です。
やはり、クラウドのサービスを利用するとなると、一番の心配はセキュリティでしょう。
tracpathでは、SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)通信、ファイアウォール、IPアドレス制限などのセキュリティ対策はもちろん、
情報を管理する運営企業(株式会社オープングルーヴ)も、セキュリティ教育を徹底して行っています。
また管理画面上では、アクセスログの確認や、アクセス範囲の限定(ロール管理)なども行うことができるようにしてあり、
悪意のある行為ができないようにしたり、何か起こった際にすぐに原因特定ができるようにしております。
tracpath(トラックパス)はソフトウェア開発者にとって重要なバージョン管理サービスとバグ管理サービスのノウハウを提供しています。初心者の方から経験者の方までソフトウェア開発を効率的にするためのノウハウが満載です。