Git for Windows 2.33.1 がリリース

概要

2021年10月14日、Git for Windows 2.33.1 がリリースされました。
(リリースノート)

新機能

• Git 2.33.1 に更新
• OpenSSL 1.1.1l に更新
• git svn は内部で Subversion 1.14.1を使うようになりました
• Git Credential Manager for Windows は Git for Windows に同梱されないようになりました (Git Credential Manager Core に置き換わって長い間非推奨となっていました。また GitHub に対して認証が通らなくなっています)
• cURL 7.79.1 に更新
• OpenSSH 8.8p1 に更新
• Git LFS 3.0.1 に更新
• 組み込みのファイルシステム監視ツール (“FSMonitor”) を 最新版に更新
• Git Credential Manager Core 2.0.567.18224 に更新

バグ修正

• ワードパッドを再度 Git のエディターとして設定できるようになりました
• git pull 実行中での Git ガベージコレクションにあるバグ (古いファイルの削除に失敗) のが修正されました
• git svn コマンドが Git for Windows v2.33.0(2) で動かなくなっているのが修正されました
• SSH 経由のクローンでパスワードプロンプトが 再度機能するようになりました.
• MSYS2 ランタイムが Windows/ARM64 で FAST_CMD に対して警告を出さないようになりました
• VS Code をエディターとして設定しているときにウィンドウを閉じる必要がなくなりタブでよくなりました
• 32ビット版の Git for Windows が期限切れの ca-certificates と less を同梱していたのが新しいものに修正されました